ゴルフ感想
ゴルフ初参戦
欠員が出たということでゴルフに誘ってもらったので、昨日は三木にあるゴルフ場に友達3人で行ってきた。
私も以前からゴルフには興味があった。明石家さんま氏など有名タレントのゴルフ好きや、地域ゴルフコンペの存在、成毛眞氏が語るゴルフの有用性(英語やるよりゴルフやるほうが会社で気に入られる)など、ゴルフを楽しみ語る大人達がいるからだ。彼らは屈強なゴルフコミュニティを形成している。
しかし私はおそらくゴルフにはハマらないだろうなという予感も同時に抱いていた。
それら全てを確認する上で、今回のゴルフ経験は良いものとなったはずである。
ゴルフ感想
ゴルフの感想をいくつか列挙してみよう。
- ナイスショットはかなり難しい
- パターの力加減がとても難しい
- 打つことに集中し過ぎてナイスショットしても気持ち良い感覚が伴わなかった
- 楽しいことももちろんあったが、退屈だと思うこともあった
- やはりお金もかかる(安くて1回1万ほど)
- 1日使う
前提として、私は野球で言うところの右投げ左打ち型で、左打ちのクラブセットが用意できず、アイアンを一本だけ借り、ドライバー(最初の一発目)やパター(最後のゴロ)は右打ちでやった。
そのせいで楽しみきれなかったところもあった。ゴルフ場でクラブセットを借りることもできたが、グローブやゴルフボールも必要で、金欠の私には荷が重かった(有り難いことに半分ぐらい友達に奢ってもらったし、ゴルフセットも右打ち用のものは貸してくだすった)。ちなみに借りた左用アイアン1つ壊した。ボールも飛んだし、普通に打ててたのに先端がとれちゃった。弁償かと思ったが、何事も無く交換して頂いた。
ゴルフ考察
感想を踏まえてスポーツとしてのゴルフについて考えてみる。
- ゴルフはスコア競争スポーツであり、誰かと対戦するスポーツではない。
- スコアアップに戦略性はあまり問われない。
- スコアアップに必要なのはベストショットのための感覚。
- 練習場所を選ぶ
- 1人で練習できる
- 良い運動にはなる
私は対戦好きで、スコア競争はあまり好きじゃないかも知れない。しかもゴルフのスコアアップには頭を使うことは少なく、戦略性に欠ける。私のように趣味としての頭脳戦を期待するのには無理がある。
全体として友達と1日遊べるという意味では楽しかったし、ゴルフもまあ楽しめないこともないかなとは思った。しかしやはり私のようなせっかちな人間にはゴルフの贅沢さをうまく感受できなかったように思う。生きてゆくなかで贅沢を感じることの重要性は最近読んだ暇と退屈の倫理学(本書では「消費」ではなく「浪費」だという表現で)にも載っていて最近のテーマでもある。
個人的に感じる他のスポーツとの比較
野球やサッカーなどにも同じことを思うのだが、展開がとても遅いし、何もしていないこともないと思うが、遊んでいる(何もしていない)プレイヤーが多いというのが気になる。
プレーするなら頻繁に自分のターンが回ってきて欲しいものだ。
また余談であるが観戦の話をすると、正直なところ、私からすればニュースでその試合の名場面をいくつか見届けられれば良いのである。
そんな私が今のところ面白そうだと思うのは、卓球やバドミントンだ。実際に少し前に友達を誘って卓球をやったがとても楽しかった。約2時間ずっと俺のターンだ。打ち込みとそのフィードバックの回転数が断然早い。
感想まとめ
ゴルフというスポーツには、1日使う時間、ゴルフ用品やゴルフ場で使うお金、友達らでゆったり過ごす雰囲気があり、それらに「余裕」や「贅沢」を感じた。
まだ私には「余裕」や「贅沢」を楽しめる余裕はない。サラリーがないし、儲けを生むための時間もない。まだ「学生」な私には社会人との間に価値観の相違があるのかも知れない。
つまり、私には早すぎたという結論である。一度稼ぎを持ち、余裕を感じたときに、その余裕を楽しむためゴルフをやることは良いと思う。
また、ぼっちな私にとって1人で楽しむスコア競技も、いずれ需要があるかも知れない。
最後に
ゴルフに対する批判めいたことを書いていると感じるかも知れないが、これは私個人の感想であり、「私には早すぎた」と書いた通り、人々にとってのゴルフを否定するものではない。実際、私もある程度楽しんだ。どうかそれをわかって欲しい。
いつかまたゴルフを楽しめる時期が来たときにまた遊んで欲しいと思う。
あと、メガネを忘れて飛んでくボールが全く追えなかったので、次からはメガネを持って行こう!