懐古厨をうならせた歌ども
私は、ふとしたきっかけで昔観たアニメなどの歌を探す癖がある。
今回はそのなかでも私をうならせた懐かしい歌をいくつか紹介しようと思う。おそらく多くの方には関係ない話だろうと思うし、挙げるタイトルが多すぎても目移りするので、できるだけメジャーなとこをちょっとだけ選んだ。
ハミングがきこえる - ちびまる子ちゃん
これは歌もとても良いのでないがしろにしたくないが、私の心を射止めたのはどちらかと言えばオープニングのビデオである。
初めの階段から鏡の部屋、最後はよくわからない魚の形をした飛空艇。この世界観がたまらなく好きだ。色の使い方もとても綺麗で神秘的。そしてなによりまる子が可愛い。
最近までちびまる子ちゃんにこのオープニングがあるのを忘れていた。しかし、結果的には凄まじいノスタルジーを感じた。ありがたいことだ。
拳法混乱(Kan Fusion)- ドランクモンキー 酔拳
言わずと知れたジャッキー・チェンの映画のドランクモンキー酔拳のテーマソング
懐かしいだけではなく、予想以上に良い歌である。
1979年に日本で公開されたようだが、80年代生まれの人も一度は観たことあるのではないだろうか。地上波で何度も再放送されたと思う。
私はこの映画を起点として中国映画を色々と見始めた。ジャッキーも大好きだが、私はリー・リンチェイ(ジェット・リー)がもっと好きだ。彼は本格的な武術家で、 ”中国全国武術大会において5年5回連続で総合優勝を成し遂げるほど” の武術の腕前を持っている。代表作には、「少林寺」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」など多く存在し名作揃いなのだが、どうやらハリウッド映画の監督は彼の持ち味を発揮しきれていない。てかリー・リンチェイをクソ映画に起用しないで欲しい。完全に持て余している。唯一ハリウッドでまともなのは「リーサル・ウェポン4」だけだ。
ア☆イ☆ツ - 超GALS! 寿蘭
ちょっとここでコーヒーブレイクだ。男子のなかではあまり有名じゃないとは思う。女子にとっては有名なのかも知れない。
私もなぜこれを観ていたのかよくわからないし、多分真剣に観ていた訳ではなく、ギャグアニメ程度の認識だっただろう。私にも口癖が「これ、ギャルの鉄則!」な時代があった。
そしてこうして12年ぶり(2001年放送)に聴いてみると、びっくりするほど私が好きな歌であった!この歌をiPodの頻出再生プレイリストに入れて聴いているのは私ぐらいではないかと勝手に思っている。一度聴いてみることをオススメする。
そしてどうやらTwitterのギャルの鉄則botをフォローしているのはどうやら私だけらしい。
BOYS BE AMBITIOUS - 超魔神英雄伝ワタル
超魔神英雄傳ED @ 隨意窩 Xuite 影音 - YouTube
オープニングの「ひとつのハートで」はよく知られた歌で、私もたびたびカラオケで歌ってきたのだが、このエンディングの存在を忘れていた。
そしてこの歌、本当にいい歌なんだよ~、まじ。発見したときは弟と雄叫びあげた。
あまり語ることはない。聴け。泣け。叫べ。
Hello, my friend - 松任谷由実
松任谷由実 Hello, my friend - YouTube
これになぜ思い出を持っているのかというと、私が阪神・淡路大震災を経験して父方の故郷である福知山へ向かう車のなかで何度も流れていた歌なのだ。
阪神・淡路大震災 - Wikipediaの一枚目の写真は当時住んでいたマンションの前の懐かしのToposである。
これを最近思い出して聴き返してみると、やはり耳に馴染む。
さだめ
頻繁に懐古するせいで充分な懐古を味わえないジレンマは、このサガの運命(さだめ)である。
私はその抵抗として忘れやすい脳を手に入れたのかもしれない。